長崎を囲む日本海と東シナ海は「海の道」として、古来より多様な文化の交流を産み出し、今の長崎を作り上げてきました。江戸時代になると鎖国体制がとられましたが、出島を玄関口として西洋文化がもたらされ、また、日本からは磁器のコンプラ瓶に詰められた醤油やお酒がヨーロッパへ運ばれていきました。

この地で誕生したQ-bicホテルズ。かつて長崎が人、もの、文化の交流で栄えたように、人々の止り木となり「笑顔の生まれる場所」の創生を目指し4つのビジネスホテルを運営されています。

オリジナル柄のシャツをメインに、ジャケットとパンツを合わせた爽やかで優しい印象のユニフォームの導入が始まりました。

オリジナル柄の制作は、nowartt Piece of The EARTH（ノワート　ピース オブ ジ アース）へ依頼。Q-bicホテルズのオーダーメイドユニフォームのために、長崎の歴史からヒントを得た、「波・出島・コンプラ瓶」を組み合わせたここだけのオリジナルグラフィックです。

スタッフが自分らしいサービスを行えるように「働きやすさ」を追求したユニフォームは、スカーフやネクタイをなくし、ユニセックスに。ホームクリーニング可能な生地選定と、汚れやすいジャケットの袖口を取り外しできる設計にすることで、長期運用を可能にしました。そして制靴として、仕事中の足の疲れを軽減させるUNIX TOKYOオリジナルニットシューズを着用いただいています。革靴やパンプスから解放されることで、仕事中の足の蒸れや疲れを軽減させ、まるでスニーカーのような快適な履き心地です。

企業らしさを表現したデザインはもちろん、働きやすく快適な着心地であることはホテルユニフォームにおいて欠かせない要素です。スタッフ自身が気持ちよく働くことができてこそ、心を込めたおもてなしが提供でき、ホテルのブランディング醸成へ繋がると考えているからです。