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apothéose アポテオーズ:デザイン事例

15年にわたりフランス・パリで研鑽を積み、名店<Pierre Gagnaire>や<ERH>などで活躍。5年連続でミシュラン1つ星を獲得したシェフ・北村啓太氏が、凱旋帰国とともに日本で挑んだフレンチガストロノミー<apothéose(アポテオーズ)>

apothéoseとはフランス語で“頂点”という意味。その名の通り、現状に満足せず、ゴールを追い続けることを信条に、進化し続ける料理を提供、ミシュランガイド東京2025においては一つ星を獲得されました。

レストランがあるのは東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上階「TOKYO NODE」。和と北欧を融合したダイニング空間は、白やベージュを基調にした曲線的なデザイン、石や木などの自然素材を活かしたインテリアでお客様を日常から解き放ちます。

この空間に調和するようデザインしたのが、サービススタッフが着用するベージュのセットアップです。ノーカラージャケットと、美しいテーパードシルエットのパンツによる組み合わせは、洗練されたミニマルな印象を纏いつつ、動きやすさと品格を兼ね備えた一着。やわらかなベージュトーンが石や木を基調としたインテリアに自然と馴染み、所作の美しさを引き立てます。

一方で、北村シェフが着用するのは、フランスを代表するコックコートブランド〈CLEMENT DESIGN〉のコックコート。修業時代から12年以上にわたり愛用し続けてきたコックコートは、シェフの美意識と哲学を象徴する存在です。型崩れしにくく、上質な着心地を備えたクレマンのコートは、「料理人が一番長く身にまとう道具として、デザインにもこだわりたい」という北村シェフの想いに応えるもの。自らの装いを整える姿勢は、厨房の中だけでなく、レストラン全体の美意識としてスタッフにも共有されています。

apothéoseは、料理だけでなく、生産者の想い、空間、音、香り、そして装いまでが一つに融合することで、本当の美味さや豊かさに触れる場所です。すべての要素が互いを引き立て合い、訪れる人の記憶に深く刻まれる——その一端を、私たちのユニフォームも担っています。

 

apothéose
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apothéose アポテオーズ

東京虎ノ門のタワー最上階に構えるフレンチガストロノミー。北村啓太シェフが「日本の風土を、フレンチで表現する」をテーマに、食の喜びに目覚めなおすような食体験を提供。

[ 制作アイテム ]
ジャケット、パンツ、シャツ、コックコート、エプロン