制作実績|HOTEL・BRIDAL

ONE FUKUOKA HOTEL / ワンフクオカホテル

制作アイテム
ジャケット、パンツ、シャツ、サロン、エプロン

自由な気風に満ちた天神の地に、2025年4月24日にオープンしたONE FUKUOKA HOTEL(ワンフクオカホテル)。かつてこの地に立っていた福岡ビルは、ファッションやカルチャーの発信地として多くの人に愛されてきました。その記憶を引き継ぎ、2025年に生まれたのがONE FUKUOKA BLDG.です。最上階に位置するホテルに一歩足を踏み入れると、空に近い静けさと見晴らしの良い景色が広がります。ラウンジや客室、大浴場からは、街並みと博多湾の移ろいゆく景色を楽しめます。

お客様が非日常を楽しみに訪れる空間で、スタッフだけがフォーマルにネクタイを締めていては、どこか緊張感が漂ってしまうのではないか。そんな思いから、ネクタイをしめないノーカラーのセットアップスタイルを採用。堅苦しさを取り除き、肩の力を抜いた雰囲気を大切にしました。

色は、施設のコンセプトカラーであるグレージュやベージュに合わせて、明るいトーンに。クラシックなネイビーではなくやわらかく淡い色合いすることで汚れを気にされがちですが、運用上の大きな問題はなくスタッフからの不満も出ていません。現場でのリアルな使用感も踏まえて、色味の選択は正解だったと感じています。

男女ともにワイドパンツを取り入れたことで、インナーのラインが出にくくしゃがんだときに背中が見えないメリットが。スタッフからは「とても着やすい」という声が多く、細やかな配慮が日々の業務ストレスを軽減していることを実感しています。

さらに今回のシャツは、裾を外に出して着るスタイル。この仕様は、会社としても初の試みでしたが、着崩れしにくく、体型を問わず誰でも着やすいという利点がありました。特定の体型を引き立てるというよりは、平均点を底上げするデザイン。全員が安心して着られる、という意味では大きな価値があります。

今回の制服のデザインコンセプトは「風を感じる制服」。
ホテル全体で“どこでも風を感じられる”ことを大切にしているのと同様に、制服にもそのテーマを反映させました。

ふわっとした素材が風に揺れたときに、時間の流れまでゆったりと感じられるような感覚。
それは、ホテルが提供したい余白余裕そのものであり、ユニフォームもまた、そうした体験の一部であるべきだと考えています。

ONE FUKUOKA HOTELの制服写真。淡いベージュのセットアップを着用。UNIX TOKYOが制作。
ONE FUKUOKA HOTELの制服写真。淡いベージュのセットアップを着用。UNIX TOKYOが制作。
ONE FUKUOKA HOTELのキッチンスタッフの制服写真。
ONE FUKUOKA HOTELのキッチンスタッフの制服写真。
ONE FUKUOKA HOTELのキッチンスタッフの制服写真。
ONE FUKUOKA HOTELの制服写真。淡いベージュのセットアップを着用。UNIX TOKYOが制作。
ONE FUKUOKA HOTELの制服写真。淡いベージュのセットアップを着用。UNIX TOKYOが制作。
ONE FUKUOKA HOTELの制服写真。淡いベージュのセットアップを着用。UNIX TOKYOが制作。
UNIX TOKYO代表取締役。

制作担当者

堀 和博

ブランドや空間が持つ「佇まい」をどう衣服に落とし込むかを常に意識しています。お客様と対話を重ねることで、理想の一着に近づけていく過程が私たちの仕事の醍醐味です。ユニフォームが「着る人の自信」につながれば、これ以上嬉しいことはありません。