白い制服が透けやすい理由

白は光を反射する性質がありますが、一部の光は反射されずに制服の生地に透過します。その光は生地の下に着ているインナーなどで反射して外に透過されるため、制服の内側が透けて見える仕組みになっています。ただし、生地の厚い制服であれば下まで光が届かないため、白でも透けにくくなります。

白い制服を透けにくくするコツ

白い制服を透けにくくするには、光を生地の内側まで通さないようにするのがポイントです。オリジナル制服に使われる素材は、フルダル糸など透け感を抑える防透性の高い素材を選ぶとよいでしょう。また、光を通しにくい厚めの生地を選ぶのもおすすめです。

しかし、素材だけでは完全に透け感を抑えることは難しく、特にシャツなどの薄い素材では防げないでしょう。その場合は、ベージュやモカ、薄いピンクなど素肌に近い色のインナーを着用することで透けにくくなります。なお、白に近い薄い色よりは、濃い色の方が透け感を抑えられます。

オリジナル制服の企画・制作を行うUNIX TOKYOではサンプルの貸し出しを承っておりますので、実際に着用して透け感を確認していただくことも可能です。ウェディングやホテル、レストランなどで着用するオリジナル制服の制作をご検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

綿（コットン）とは

綿は綿花からとれる天然素材であり、柔らかい質感で着心地のよい素材です。水分の吸水性に優れているため、汗や湿気を吸い取りやすい特徴もあります。しかし、水分を含んだ生地は乾きが遅いため、スポーツのユニフォームなど汗をかきやすいシーンには不向きです。また、洗濯をすると形崩れや色落ち、シワになりやすいといったデメリットもあります。

ポリエステルとは

ポリエステルは石油から作られる化学繊維であり、耐久性や速乾性に優れています。綿と比べるとツルツルとした質感で、洗濯をしてもシワになりにくい素材です。しかし、ポリエステル素材は汗を吸収しにくく肌に密着しやすいため、人によっては不快に感じてしまうかもしれません。